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SECTION 17

オーダーフロー分析

Order Flow Analysis
URIKAI Trading Academy

DOM・歩み値・フットプリント

  • DOM(板情報)=各価格の指値注文量。サポート/レジスタンスの実態
  • 歩み値=実際の約定データ。アグレッシブな売買を検知
  • フットプリント=ローソク足内の売買量を分解。デルタ分析
  • 累積デルタのダイバージェンス=反転の早期警告
  • ツール:Bookmap、Sierra Chart、ATAS、Jigsaw
POINT:価格上昇中に累積デルタ下降=買いの勢い弱体化。反転警告として機能する。
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板情報(DOM)の読み方

  • DOM = 各価格レベルの指値注文量を表示
  • Bid側(買い)とAsk側(売り)のバランスを分析
  • 大量の買い指値 = 強力なサポートの示唆
  • 短期トレード(スキャル・デイトレ)で特に有効
  • 注意:見せ板(Spoofing)── 約定前にキャンセルされるダミー注文
DOMは「現在の注文状況」を見るツール。実際の約定データは歩み値で確認。
デルタ分析

歩み値とテープリーディング

  • 歩み値 = 実際に約定した取引の時系列リスト
  • Bid価格で約定 = 売り手がアグレッシブ(成行売り)
  • Ask価格で約定 = 買い手がアグレッシブ(成行買い)
  • 大口の成行注文を検知 → 機関の動きを推測
  • テープリーディング ── 歩み値の流れから市場心理を読む技術
歩み値は「実際に起きた取引」を見るツール。DOMの注文量と組み合わせて分析する。

フットプリントチャートとデルタ

  • フットプリント ── ローソク足の中身を売買量で可視化
  • デルタ = Ask出来高 - Bid出来高(買い圧力 - 売り圧力)
  • 累積デルタ ── デルタの累計でトレンドの健全性を判断
  • アブソープション ── 大量注文が吸収されて価格が動かない状態
  • 価格上昇中に累積デルタ下降 = ダイバージェンス → 反転警告
POINT:オーダーフロー分析は先物市場で最も有効。FX市場ではティックデータで代用する。

オーダーフロー分析ツール

  • Bookmap ── ヒートマップ形式で板の厚みを可視化
  • Sierra Chart ── 高度なカスタマイズ、フットプリント対応
  • ATAS ── フットプリント、デルタ分析が充実
  • Jigsaw Trading ── DOM分析特化
  • Quantower ── 多市場対応、ボリュームプロファイル統合

まとめ

概念
リアルタイムの売買データを直接分析
DOM
各価格の注文量、S/Rの実態
フットプリント
ローソク足内の売買量分解
注意
スプーフィング存在、FXは制限あり

確認テスト ── 3問正解で受講完了

Q1. オーダーフローとは?
Q2. Bid価格で約定した場合、何を意味する?
Q3. スプーフィングとは?

Section 17 Complete

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